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2025年問題
2019.01.15(火)
こんにちは。川﨑歯科クリニックの川﨑です。
今回は2025年問題についてお話しさせていただきます。
2025年はもうすぐそこに来ていますが、2025年問題とは団塊の世代が2025年頃までに後期高齢者(75歳以上)に達することにより、介護・医療費などの社会保障費の急増が懸念されている問題のことです。
これまで国を支えてきた団塊の世代が給付を受ける側に回るため、医療費、社会保障やその他の課題にどう取り組んでいくかが大きな問題となる事が指摘されています。
日本の人口は2010年を境に減少を続けていて、2025年には第一次ベビーブームで生まれてきた団塊の世代の方(約800万人)が後期高齢者(75歳)となり、国民の4人に1人が後期高齢者という超高齢化社会を迎えます。逆に社会保障の担い手である労働人口は減っていくため、社会保障費が増え、足りなくなってくる事が予測され、医療や介護分野の整備や少子化対策が急務となってきます。
医療費がだんだんと増えていく中で、歯科の定期検診を受けていると生涯の医療費が低く抑えられると言われています。それはなぜかというと・・・
・定期検診によって、虫歯や歯周病になりにくい口腔環境を得る事ができる
・もし、歯周病・虫歯になってしまっても早めに治療ができ、治療費が抑えられる
・最近では、お口の中の疾患と全身の病気に関連性がある事がわかってきました。全身疾患の症状が軽くなれば、それだけ治療費も抑えられるという事です!!
これはメタボリックドミノの図になります。
【すべての病気の上流は口にあり】という考え方があります。
この図もよく見ると、上流には虫歯や歯周病があります。
脳卒中や心不全、骨粗鬆症、早産、糖尿病や高血圧などあらゆる病気の原因をさかのぼると、栄養摂取に関わる咀嚼や咬合機能、口腔内細菌の影響に辿りつくとされています。
よって、定期的な口腔内管理が必要となってきます。メンテナンスの期間はその人の口腔状態によってわかりますので、お気軽にご相談ください。
川﨑歯科クリニック