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セカンドオピニオン
2021.09.13(月)
こんにちは。川﨑歯科クリニックの川﨑です。
患者さんが検査や治療を進めるにあたって、主治医以外の医師に「意見を求める行為」や「求めた意見」のことを言います。1人の主治医に「すべてを任せる」のではなく、他の医師や専門家の意見を聞くことで、患者さん自身が自分の治療方法を納得した形で選択していくという考え方になります。
セカンドオピニオンが目的の場合は「診療」ではなく「相談」にあたり、自費診療のため、患者さんの全額自己負担となります。ただし、患者さんが「相談」ではなく「診療」を目的として保険医療機関を受診し、保険証を提示して保険診療を希望する場合は、「診療」にあたるため、保険診療の対象となります。
歯科セカンドオピニオンの重要性
悩みや不安がある場合はそのまま治療を進めず、他の治療方法がないかを違う医師に相談することが大切です。不安を抱えたまま、無理に治療を進める必要はありません。まずは不安や悩みを解決することが先です。
セカンドオピニオンを依頼する際の注意点
今以上の治療が受けられると考えられて、セカンドオピニオンを受けられる方がいらっしゃいますが、必ずしも今まで以上の治療が受けられるわけではありません。今までの主治医が提案していた治療方法のほうが最善ということもあるからです。
治療方法のメリット・デメリットをしっかり把握したうえで、最終的に一番納得できる治療方法を決めることが大切です。
聞きたいことを紙などにまとめてから受診されることをお勧めします。自分が知りたいこと、聞きたいことをしっかりとまとめてから受診しないと、終わってから「あれもこれも聞けていなかった」ということにもなりかねません。
「自分はなぜセカンドオピニオンを選んだのか?」「最初の治療に関して何を不安に感じていたのか」などを整理してから受診されると、時間を有効に活用することが可能になります。
なかなか、難しいところはありますが気になる事があれば聞いてください。
何かお口の事でお困りの際はお電話ください。