予防について
歯科における
“予防”の大切さ
一度むし歯や歯周病になってしまうと、細菌によって溶かされた歯やあごの骨を元に戻すことはできません。たとえ治療をしても、少しでも削った歯は削っていない歯に比べて寿命が短くなってしまいます。そのためむし歯や歯周病になる前に、定期的な検診を受けてお口を清潔に保つなど、積極的な予防措置がとても重要です。
予防を継続する
メリット
継続的な予防ケアが、お口の健康を
末永く維持します
末永く維持します
当院で行っている
予防処置
だ液検査
お口の中のだ液を調べることで、むし歯や歯周病の原因を突き止めます。
患者さんのむし歯や歯周病のリスクを細かく分析いたしますので、だ液検査結果を元に最適な予防ケアをご案内いたします。
患者さんのむし歯や歯周病のリスクを細かく分析いたしますので、だ液検査結果を元に最適な予防ケアをご案内いたします。
だ液検査で分かること
歯の健康
歯ぐきの健康
むし歯菌の数
口腔清潔度
PMTC
歯科衛生士が専門の器具を使用して、歯石や歯垢(プラーク)を除去します。
ご自宅で行うセルフケアにプラスして、プロの手によるクリーニングも行うことで予防効果が高まります。
ご自宅で行うセルフケアにプラスして、プロの手によるクリーニングも行うことで予防効果が高まります。
フッ素塗布
歯の表面にフッ素を塗布して、むし歯になりにくい強い歯にしていきます。
むし歯予防に高い効果が期待できるので、お子さんだけではなく大人の方にもおすすめしています。
むし歯予防に高い効果が期待できるので、お子さんだけではなく大人の方にもおすすめしています。
シーラント
奥歯の溝などむし歯になりやすい箇所を、シーラントと呼ばれる特殊なプラスチックで埋めることで、歯をむし歯から守ります。主に奥歯が生えてきたお子さんに行う措置ですが、大人の方にも有効です。
歯周病について
歯周病は
成人の8割が罹患している
国民病です
進行すると歯を支える骨を溶かして歯を失う原因になることはもちろん、近年では「糖尿病」「心疾患」「誤嚥性肺炎」など、全身の様々な重篤な病気を引き起こす可能性があることが分かってきています。
「私は毎日歯磨きをしているから大丈夫」と思っていても、歯周病は重症化するまで自覚症状がなく、気づいた時には手遅れになっていることが多いのです。歯を支える骨まで溶かしてしまう恐ろしい病気。誰でもリスクがあるため、過信しないで予防することが大切です。
「私は毎日歯磨きをしているから大丈夫」と思っていても、歯周病は重症化するまで自覚症状がなく、気づいた時には手遅れになっていることが多いのです。歯を支える骨まで溶かしてしまう恐ろしい病気。誰でもリスクがあるため、過信しないで予防することが大切です。
こんな症状は
ありませんか?
歯ぐきが腫れている
歯みがきをすると血が出る
歯ぐきから血や膿が出る
歯がグラグラする
食べ物が上手く噛めない
口臭がきつくなった
朝起きると口の中がネバつく
これらの症状が出始めてしまうと、既に歯周病になってしまっている可能性があります。
歯周病と
全身疾患の関わり
主な全身疾患
脳梗塞
血栓によって脳血管が閉塞して起こります。血栓には歯周病菌の存在が確認されています。
狭心症・心筋梗塞
冠動脈が狭くなったり、血栓によって血管が詰まってしまいます。血栓には歯周病菌の存在が確認されています。
動脈硬化
動脈硬化を起こした血管内で、血管を狭める原因から歯周病菌の存在が確認されています。
糖尿病
糖尿病になるとインスリンの働きの低下により、合併症として現れます。
低体重児出産・早産
歯周病の炎症により陣痛が促進され、早産となる可能性があります。
脳梗塞、心疾患、脳血管疾患、動脈硬化、誤嚥性肺炎、糖尿病、早産・低出生体重児、骨粗しょう症、肥満などは歯周病が起因となることもあれば、逆に全身疾患によって歯周病が発症したり悪化するケースも報告されています。
単にお口の健康を守るためだけではなく、全身の健康も予防・改善させていくためにも歯周病の早期予防・早期治療が大切です。
歯周病治療
について
歯みがきなどのご自身で行うケアと、その人のリスクに合わせて定期的に歯科医院で行うケア、その二つがかみ合ってはじめて効果を発揮します。
歯科医院で行うケア
1歯石の除去
歯・歯ぐきの歯石、歯ぐきの中(歯周ポケット)の歯石を専用の器具(スケーラー)を使って取り除き、歯ぐきの健康を取り戻します。しかし、歯石を取り除いたからといって歯周病が治るわけではありません。
2ブラッシング指導
普段のブラッシングが正しくできて、口腔内に残るプラークを少なくすることができないと、歯周病は再発してしまいます。そのため、ご自宅でご自身の歯並びや磨き残しやすいポイントを押さえた適切なブラッシング方法でプラークをできるだけ除去することが大切です。
ご自宅で行うケア
1正しいブラッシング
歯科医院で教わったブラッシング指導のもとに、正しいブラッシングで歯周病の原因となるプラークをできる限り除去していきましょう。毎日の歯みがきは、時間を合算すると、歯科医院で1回受ける治療の時間よりも断然長く、私たちが一番気を付けるべき重要なポイントです。
2生活習慣の改善
歯ブラシの回数やタイミングを変える、甘い物が好きな人は控えめにする、喫煙者の方は禁煙するなどといった生活習慣の改善も大切です。特にタバコは歯周病の治療を妨げ、むしろ症状を進行させてしまいます。患者さんのライフスタイルを詳しく伺い、生活習慣の改善指導も行います。
歯周病は生活習慣や食習慣と
結びついており、
再発しやすい病気です。
治療後もご自宅でのセルフケアと、
歯科医院でのプロケアを続けて、
予防ケアをしっかりと
行っていきましょう。
お口の違和感や
「もしかして歯周病かな?」
と感じる症状がありましたら、
当院までご相談ください
結びついており、
再発しやすい病気です。
治療後もご自宅でのセルフケアと、
歯科医院でのプロケアを続けて、
予防ケアをしっかりと
行っていきましょう。
お口の違和感や
「もしかして歯周病かな?」
と感じる症状がありましたら、
当院までご相談ください